灯る庭


 

 


May 9, 2007 1:00 AM 4月ドラマ

4月クールのドラマはダントツで「ライアーゲーム」(主演:戸田恵梨香・松田翔太)が面白い。ヒロインと相棒のあまりにもシンプルな人物像と人間関係にたった一話で引き込まてしまった。まあオチは読めやすいしネタバラシまで引っ張り過ぎ感はあるけど、ドキドキ感を与える演出が光っている。そして何より…

小説も漫画もドラマも映画も、主要登場人物は少なければ少ないほどいいと思う。二人、多くても五人までが理想。最初に用意したその人数だけで、うまく物語を膨らませるのって魅力的な事だと思うしそれが出来る作家さんは凄いと思う。「シリーズもの」の話にありがちなのが、新しい登場人物をどんどん追加投入して話を膨らませ、従来の登場人物の影が薄くなっていく(挙げ句の果てに性格が変わってしまう)タイプ。正直、萎える。一話オンリーのゲスト参加ならいいけど、一巻でキャラが既に十人は居たり、途中で新キャラがどんどん登場していく展開はどうも好きになれない。いくら序盤で物語に引き込まれても、中盤で萎えて引き戻されてしまう。テニスの王子様とか、MONSTERとか、ジャぱんとか、エクセルサーガとか、あるいはドラゴンボールGTとか。思うに「ドラえもん」が魅力的に思えるのはドラえもん・のび太・しずか・スネオ・ジャイアンという五人体制の関係を死ぬまで崩さなかったから。この中に出来杉が六人目の戦士として投入されてたら多分好きにはなれなかったかも知れない。脇役がピックアップされる回はたまにあってもいいけど、それによってメインキャラの立ち位置が蔑ろにされてはならない。
無駄な人が出過ぎているというのはどうも最近のドラマにやたらと多い気がする。「こいつ別に居なくてもいいんじゃね?」的ポジション。特にこの間の「華麗なる一族」とか。主要登場人物だけで20人は居た。あれはキツイ。登場人物を覚えられないとかじゃなくて、これだけの人間しかも有名俳優ばかりを集めて、たぶんスタッフは「キムタクに華を持たせて!」とか上から言われていたのか、僕の好きな某女優さんの扱いがあまりにも適当で、なーんか勿体ないというか、お金と俳優さんの労力の無駄遣いという気がした。三谷幸喜の「THE有頂天ホテル」は23人だったけど結構キャラが捌き切れてて上手いなと思ったけども、やっぱり登場人物が多いよりは少ない話の方が落ち着くし好きだな。

しかしいくら登場人物が少ない方がいいとは言え当然話の内容が面白くなければ意味が無いわけで。「ライアーゲーム」における登場人物はたった二人(ゲスト・敵キャラ除く)。いまのところ面白い。今回の月9は惜しいなぁ。登場人物が比較的少ないしタイムスリップものは好みだから、あとは長澤まさみ演じる礼に共感出来さえすれば結構いいドラマになったと思うのに。あそこまでヒロインに魅力を感じないと最終回で感動出来ない気がする...。
タイムスリップと言えば最近原作の涼宮ハルヒシリーズを最新刊「分裂」まで読了した。「消失」が切なくて泣ける。最新刊でちょっと登場人物が増えつつあるけど後編「驚愕」には大いに期待。

投稿者 youichi : May 9, 2007 1:00 AM

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